シラザン50は素人でもスプレーして拭き取るだけで施工できて、失敗することがほとんどないのでデメリットを感じることがありません。
しかし中には施工に失敗する人もいるようなので、本記事では失敗例やデメリットの紹介と対策について詳しく書いていきます。
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シラザン50のデメリットについて
シラザン50は比較的デメリットのすくないコーティングだと思っていますが、デメリットをあげるとしたらこちらの3つです。
- イオンデポジットが付着しやすい
- シラザン50の施工は天候に大きく影響を受ける
- シラザン50施工後も定期的なメンテナンスは必要
- 施工は簡単だけどコーティングを失敗する恐れもある
この章ではこれらのデメリットを少し詳しく紹介していきます。
シラザン50の施工を失敗しないために注意すべきポイントは記事後半で紹介するので、スキップしたい方は以下のボタンをクリックしてください。
ネット上のシラザン50の悪い口コミはこちらの記事でまとめてあります。
一番のデメリットは無機質汚れが付着しやすい
シラザン50の成分で紹介しているようにガラスコーティングはイオンデポジットなどの無機質汚れが付着しやすいというデメリットがあります。
定期的に専用メンテナンス剤で犠牲皮膜を作ることでボディを保護することはできますが、フロントガラスには使用できないため蓄積しやすくなります。
同社のゼウスクリアであればシラザン50のデメリットを改善したハイブリッド型のコーティングなので、無機質汚れが付着しにくいというメリットがあります。
シラザン50の施工は天候に大きく影響を受ける
シラザン50のデメリットの一つは天候の影響を受けやすいことです。
シラザン50の硬化時間はこちらで詳しく解説していますが、施工時は水濡れはもちろん花粉・黄砂などの飛散もないほうが好ましいです。
屋内ガレージでシラザン50を施工できる人は少ないでしょうから、ショップで施工してもらうことと比較した場合、天候の影響はデメリットになるでしょう。
シラザン50施工後も定期的なメンテナンスは必要
シラザン50の耐久性は3年といわれていますが、ボディの撥水性やツヤを維持するには定期的なメンテナンスが必要です。
ガラスコーティング施工後は基本的に水洗いだけでキレイになりますが、水洗いでは落ちない油膜や砂埃などでボディ表面に小傷がついたりしてくるとメンテナンス剤の出番です。
愛車をピカピカに維持したいなら必要経費ではありますが、ランニングコストがかかるということでデメリットとして扱っています。
メンテナンス剤はガラスには施工できない
シラザン50専用メンテナンス剤はガラス面には施工できません。
ガラス面のメンテナンスには油膜取りや、ひどくなってしまった場合ウロコ取りが必要になります。
そこで筆者が使って感動レベルだったのがながら洗車のガラスポリッシュとスプラッシュ&リムーバーです!
ガラスポリッシュ/スプラッシュ&リムーバーの使い方は別記事で動画付きで詳しく解説しているのでこちらを参照にしてください。
メンテナンス剤と撥水復活剤が別々になっている
洗車に必要なシャンプーなど、車をキレイに維持するにはランニングコストがかかるのは当然なのですが・・・
シラザン50のメンテナンス剤は、表面に犠牲皮膜を作りツヤを復活してくれますが、撥水性を復活させるには別途で撥水復活剤を購入しなければなりません。(しかも地味に高い)
ここは個人的にかなりのデメリットに感じていますが、こちらのサイトで紹介されているながら洗車BASEを使ってからメンテナンス剤を使用すると撥水性も復活したのでおすすめです。
施工は簡単だけどコーティングを失敗する恐れもある
シラザン50の施工はスプレーして拭きあげるだけなので非常に簡単ですが、さきほど紹介した天候の影響をうけてコーティングの層がうまく形成されないなど失敗のリスクもあります。
ショップでのコーティングであれば補償がある場合もありますが、シラザンの施工はDIYなので自己責任となります。
施工に失敗した場合、コーティングを剥がしてからシラザン50を再施工するなどの手間がかかってしまうので、あまり聞かない事例ではありますがデメリットとしてあげています。
一般的なガラスコーティングとデメリットを比較
- DIY施工は難しい
- 業者に頼むとかなり高額
- 施工数時間(半日)ほどかかる
- コーティング業者の当たり外れがある
- 施工後にもメンテナンスをした方がいい
- 安価なガラス系コーティングは使わない方がいい
- 天候の影響が大きい
- 定期的なメンテナンスは必要
- コーティング失敗の恐れもある
この章ではオートバックスなどで売っているガラス系コーティングやショップでの施工など、一般的なガラスコーティングで考えられるデメリットとシラザン50を比較していきます。
カー用品天によくあるガラス系コーティング
シラザン50公式サイトでも注意喚起されていますが、安価な
「ガラス系コーティング剤」とシラザン50は別物です。
カンタンに言えばコーティングの密度が違うので、ガラス系コーティング剤は隙間から汚れが入ってイオンデポジットができやすくなってしまうなど、デメリットが大きいです。
詳しくはシラザン50の公式サイトを見てください。
ショップでガラスコーティングを頼むと
シラザン50と同じ3年耐久のガラスコーティングを検索してみたところ、キャンペーン価格で約40,000円でした。
もちろんプロにお任せでクオリティは保証されますが、作業時間と施工料金がかなりかかるのがデメリットですね。
シラザン50はDIYなので技術料がかからないのは当然ですが、下地処理から施工後のメンテナンスまでおこなえるシラザン50パーフェクトセットでも23,850円〜となっています。
また受注生産の最高級シラザン50ダイヤモンドでも44,000円なので、コスパを考えると大きな差が出てきます。
シラザン50の施工を失敗するパターン
シラザン50施工失敗の動画があったので紹介します。
- 気温の低い時期に施工
- 施工翌日の朝に霜が降る
- 説明書にない工程を入れた
- 硬化剤を入れずに施工していた
こちらで紹介したように1ヶ月に1人くらいは失敗して低評価をつけている人がいました。
こちらの動画でも「施工は失敗したが商品は良い」とおっしゃっていたので、この章ではシラザン50を失敗しないためのポイントを紹介します。
気温が低い日は失敗しやすい
先ほどの動画でもあったように、気温が低い時期の明け方には霜や結露によって施工面に影響を与える恐れがあります。
完全に定着する前にボディに水分が付着してしまうと、撥水効果がでなかったりと施工失敗となる恐れが高くなるので注意しましょう。
雨や湿度
可能であれば週間天気を確認しながら、施工1週間以内に大雨が降るような予報が出ていれば、時期を改めたほうが賢明かもしれません。
また、天気だけでなく洗車後の拭き残し(ミラーなど)から水が出てきて、垂れた場合もコーティングが滲むので注意が必要です。
花粉/黄砂
シラザン50の施工中には水分だけでなく、ほこりや花粉などの異物も入らないように注意したいところです。
地域によって影響は異なるかもしれませんが、3〜4月頃の花粉や黄砂のシーズンはシラザン50の施工は待ったほうがいいかもしれません。
筆者の住んでる地域は杉の木が名産でもあるので、花粉のピークとなると午前中に洗車しても、数時間後にはボディに花粉が積もっていることも・・・
【まとめ】シラザン50施工のポイント
- 天気予報を見て施工をする
- 気温が低いときは硬化しにくいので避ける
- 花粉や黄砂が舞いやすい季節は施工を避ける
- なくてもOKだけどこだわるなら下地処理もしっかり