\ こんな悩みにこの記事で全部お答えします /
- シラザン50ガラスコーティングってどうなの?
- 本当にカンタンに施工ができるの?
- どれくらい撥水効果があるの?
- 案件動画は信用できない
- 本当のことが知りたい
2022年8月にオールペンしたばかりのロードスターNAを購入する際「ガラスコーティングはしますか?」と。
お値段を聞いてみたら”約3年の耐久で35,000円“との回答が。(・・・やっぱ高いよな)
納車後、そのまま一ヶ月ほど乗っていたところ、
『スプレーして拭くだけで3年耐久のガラスコーティング』
という商品を見つけて、気づいたら衝動買いをしていた。
YouTubeではこのガラスコーティングの案件動画も見かけたが・・・
このロドキャン△では”自費購入”で”忖度なし”に【シラザン50ガラスコーティング】のガチレビューをしていきたいと思います。

\ シラザン50はこんな人におすすめ /
- お金をできるだけかけずにガラスコーティングをしたい
- 新車購入やオールペン後の輝きをキープしたい
- 洗車の手間なくピカピカの車に乗りたい
シラザン50とは?

シラザン50とは『スプレーするだけで本格ガラスコーティングができる”史上初”のコーティング剤』です。
今までのガラスコーティングは、脱脂の必要性やコーティング剤をスポンジで均一に伸ばす必要があったり、施工にものすごく時間と手間がかかるのでDIYで施工するにはハードルが高いのが難点でした。
しかし、このシラザン50のガラスコーティングは、
- 付属の専用シャンプーで洗車する
- 付属の液体を霧吹きに入れてよく振る
- ボディにスプレーして付属の布で拭き取る

たったこれだけで3年耐久のガラスコーティングが完成します!
日本ライティング製
販売元は主に自動車のヘッドライト関係やコーティング剤などを扱っている日本ライティング株式会社です。
シラザン50以前にも【Zeus clear(ゼウスクリア)】を販売しているので、コーティング剤に強い会社であることは間違いないでしょう。
ちなみにですが、シラザン50は”特許申請中“の商品です。
シラザン50ガラスコーティングをさっそく施工してみる!
ここからはシラザン50のガチレビューと施工の様子を書いていきます。
結論を先にいっておくと・・・
ちょっとした気になるポイントはあったけど、ガラスコーティングとしてのツヤであったり、施工のしやすさはバツグンでかなりおすすめできる製品であったということ!



画像だけでは伝わりにくいポイントは動画も用意したのでぜひ見てください!
まずは内容物の確認と個人的に足したいもの





まずは中身の確認をしましょう。
- 専用シャンプー
- コーティングA液B液
- コーティング用スプレー
- マイクロファイバークロス×2
- ゴム手袋とマスク
- 説明書
このあと施行中に感じたことは、
- マイクロファイバークロスはもっとほしい
- 保護メガネも準備しておいた方が安心
この2点です!


シラザン50施工前の様子


施工日は2022年10月3日で、車両は2022年8月25日にオールペン後の車両を購入しました。
そのため、ボディは施工前ですが本人や家がくっきり映るくらい綺麗な状態。
しかし、水をかけてみると赤丸のようにベッタリと伸びた感じで、撥水力はほとんどないということが伝わるかと思います。
水をかけ終わった後もボディに残りやすい


水をかけ終わってしばらく経ちますが、やはり水滴どころか水がたまってしまう様子が伺えます。



ではさっそく施工をしていきましょう!
いきなりですが付属のシャンプーにちょっと不満。


少し反射して見にくいですが『付属のシャンプーを20倍に薄めて使用してください』と書いてあります。
ご丁寧にシャンプー100mlに対して1900ml入れるように書いてありますが・・・



肝心なシャンプーの内容量が記載されてないじゃん。
親切なんだか不親切なんだがわからないボトルの表記に少しモヤモヤしましたが・・・
内容量を自分で容器を移して計量したところ、
“シラザン50のシャンプーは内容量100ml“
ということがわかりました。
メーカーさん。もう少しわかりやすいボトルに変えてくれると嬉しいです。
気を取り直してシャンプー開始!




いきなり出鼻をくじかれた感はありますが、さっそくシャンプーしていきます!
シャンプーの色は最初ピンクだったのですが、計量のために容器を移したら化学反応を起こしたのかオレンジに変色していました。(ペットボトルが洗いきれていなかった様子)
(大丈夫なのか・・・?不安。)
コーティング前だから念入りに洗うが・・・



落ちにくい汚れや細かい傷が結構気になる・・・
ぱっと見はオールペン後なので綺麗なんですが、細部までよく見ると細かい傷や落ちにくい汚れなどが結構ある。
汚れや小傷が残っていると、それを蓋するように膜が張られてしまいます。
- シャンプー前に水洗いをしてボディ状態を確認
- ボディやガラスのイオンデポジットを処理
- ボディをコンパウンドで小傷を処理



時間と手間はかかるけど、数日にわけて作業すれば完成後の満足度はかなりあがるでしょう!




シラザン50のコーティング剤を混ぜて施工開始!








ボディの下処理(シャンプー)が終わってから、こちらのコーティング剤を混ぜていきます。
ボトルを移し替える作業が正直苦手なんですが、口が大きめなのでこぼすことなく移し替えることができました!



コーティング剤は混ぜてから6時間以内に使い切る必要があります。
必ず使用の直前に準備してください!
筆者はコーティング剤が余ったのでバイクにも施工しました。
段取りを考えずにやったので3時間ほどかかってしまい、後半は液体が残ってるのにスプレーしづらくなってきました。
シラザン50をスプレーして拭き上げていく




あとはシラザン50をスプレーしながらムラがないように拭き伸ばすだけ!
ムラがないようにといっても、かなり伸びがいいです。



ワックスを塗るときのようなストレスはまったくありません!
塗った直後はツヤ感など変化はまったくない・・・
伸びがよくて拭き伸ばしやすいのはいいのですが・・・
コーティング剤を塗ってるのにツヤが出たり、洗車キズが見えにくくなったりといった見た目の変化がまったくありません。



正直その辺も期待してたけど大丈夫かな・・・?
*この後の硬化後の感想でその結果がわかります
シラザン50ガラスコーティングの撥水力はすごい!
シラザン50を施工したあとの動画を見てもらうとわかるように水が触れた瞬間から超撥水。



すごい速度で水滴が落ちていくのは見ていて気持ちがいいですね!
シラザン施工前と比較してみよう!
こちらはシラザン50の施工前の様子。
水がベタッとしてまとわりつくような感じがわかるかと思います。



コーティング前と後を比べてみると全然違いますよね!
ガラスコーティングが硬化してからツヤが増した!




さきほどシラザン50を施工直後はツヤ感などが全くないといいましたが・・・
硬化するまで部屋で休憩して、ふたたび車に戻ってみたらパッと見で全然印象が違うことに気づく!



写真でこの感動が伝わるかが少し不安ですが・・・
表現が難しいですが、あきらかにコーティング剤が効いてボディにヌルッとした輝きのうるツヤな膜ができています!
元々オールペン車両ですが、塗装の仕上げがあまくてお世辞にもキレイとは言えない出来だったうちのユーノス。
それがスプレーして拭いただけで、こんなに新車感がでるなんて感動もんです!!
シラザン50のガラスコーティングは試す価値あり!
買う前は「ちょっと高いな・・・」とためらっていたのも事実ですが、施工してみた結果は大満足。
お店にガラスコーティングを依頼したら、下地処理などはしっかりやってくれますが数倍はお金もかかります。
- 洗車して、スプレーして、拭きあげるだけの簡単施工!
- それでいてお店と同じぐらい長持ちの3年耐久!
- なのに金額は約1/3程度でお財布に優しい!



しかも汚れがつきにくいから洗車いらずでいつもピカピカ!
雨が降ったらむしろ車がキレイになるぐらいです!
シラザン50をおすすめしたい人
- 新車購入やオールペン後のボディを維持したい人
- 休みのたびに洗車したりワックスを塗るのが大変な人
- ガラス・ミラー・ホイールまで1本で簡単に施工したい人



車を丸ごとシラザン50で施工できて、3年間ツヤピカの愛車で気持ちのいいカーライフが送れます!
シラザン50を施工する時のポイント
シラザン50ガラスコーティングを実際に使ってみて、気になったポイントなどをピックアップしました。
本文中と重複する部分もありますが、コーティング前に読んでおくと無駄な作業や時間をかけずに済むと思います!
シラザンを施工するポイント1「防護用品は必須」
シラザン50をスプレーしてみると、結構「劇薬系のにおい」がしてきます。
付属品にゴム手袋とマスクがありますが、防護メガネなども推奨されているので、風のある日や肌が弱いかたなどはしっかりと装備をしてから施工しましょう。
シラザンを施工するポイント2「クロスはもっとほしい」



大雑把な性格の筆者は、マイクロファイバークロスを折りたたみもせず使用していますが・・・
コーティング剤がクロスに移ってくるとうまく拭き上げられなかったり、クロス自体が汚れてきたりするので、こまめに綺麗な面に変える必要があります。
途中から綺麗に折り畳んで使用しましたが、個人的にはマイクロファイバークロスは4〜5枚を贅沢に使いたいと感じました。
100均でも売っているので、余裕があれば買い足しておくことをおすすめします!


シラザンを施工するポイント3「こだわるなら下地処理も」
コーティング施行中にも書きましたが、クオリティにこだわるのなら下地処理も行ってから洗車→コーティングと進んでいきましょう。
シラザン50はガラス・ミラー・ホイール・樹脂パーツ・ボディと丸ごと使用できるので、ガラスのウロコ取りやボディの小傷消しなど下地処理をしてからがおすすめ!
最初は大変でも3年間は洗車の苦労が軽減されるので、毎週1工程ずつコツコツと作業を進めて、自分の力でピカピカのボディを手に入れましょう!




シラザン50のよくある質問まとめ
- シラザン50Lサイズ(60ml)はどれくらい施工できる?
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画像引用:日本ライティング株式会社 今回筆者は余裕をもった分量が欲しかったので「Lサイズ」を購入しました。
対応表を見る限りでは、ソフトトップのロードスターならMサイズで十分だと思います。
実際にLサイズで施工してみたところ、
- ロードスター1台
- フォルツァ(ビックスクーター)1台
が余裕で施工できました。
- コーティングを施工してから硬化するまでの時間は?
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施工後2時間で表面が硬化します。完全に硬化するまでには1ヶ月必要です。
通常の水洗い×クロスでの拭き上げ洗車は施工後1週間、洗車機などに突っ込むのであれば1ヶ月以上は待つことを推奨推奨しています。(参照元)
- ガラス皮膜の硬度はどれくらいなのか?
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ガラス被膜単体での硬度は7H程度とのことです。(参照元)
- シラザン50に付属しているシャンプーの内容量は?
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筆者が中身を計量したところ、内容量は100mlでした。