本記事ではフロントガラスの白いモヤの原因と対策についておすすめ品と注意点などを紹介していきます。
フロントガラスに白いモヤのようなものが出てしまう主な原因は、
- 汚れや油膜の付着
- ワイパーの状態によるもの
- 撥水コーティング剤などの影響
などが考えられます。
フロントガラスの内側が曇るときの対処法については別記事でまとめてあります。
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フロントガラスの白い汚れやモヤの原因はなに?
雨の日にワイパーを使ったりすると、フロントガラスに白いモヤがかかったようになってしまう。
この主な原因となるのはフロントガラスの汚れを放置したことや、ワイパーゴムやコーティングの劣化などが考えられます。
それぞれの原因と対策をおすすめのアイテムを交えて紹介していきます。
フロントガラスの汚れが原因の場合
白いモヤのような原因で1番多い原因はフロントガラスの汚れです。
自動車の排気ガスや雨水に含まれる不純物など、フロントガラスには蓄積されやすい汚れがいくつもあります。
そのため、定期的に洗車以外にも専用のクリーナーで定期的にメンテナンスしてあげることが重要です。
油膜汚れやウロコ汚れを落とす方法と順番についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
油膜汚れ
油膜汚れは大気中の油分やボディのワックスなどが雨で流れたりすることが主な原因です。
雨の日やライトの光などがあたるとギラついて視界が悪くなってしまいます。
油膜落としには専用のクリーナーを使うのがおすすめ。
ながら洗車スプラッシュ&リムーバーは油膜落としと撥水加工を同時にできるので10分ほどで施工できます。
フロントガラスの油膜取りにジョイは使える?
フロントガラスの油膜取りにジョイは使えると「言われていました」が、ジョイは2022年に弱アルカリ性から中性へと成分を変更したことで今までのような効果は得られないのではないかという見解があります。(参考元)
イオンデポジット/ウロコ汚れ
水分に含まれる不純物が水気が蒸発した際に残って、細かい点々ができるのがイオンデポジットやウロコと呼ばれるものです。
蓄積した不純物がガラス面に凹凸を作ることでフロントガラスにまだら模様を作ってしまいます。
また油膜同様に光の乱反射をおこしやすく夜間など視認性が悪くなってしまう恐れがあるので早めに対処しましょう。
油膜以上に汚れが頑固なのでガラスポリッシュという専用クリーナーで除去するのがおすすめです。
フロントガラスの酸焼けは除去が難しい
フロントガラスはサイドやリアと比べて繊細であることがほとんどです。
そのためお風呂用のウロコ取りであったり、安価な薬剤で油膜取りなどをおこなうと「酸焼け」と呼ばれる白く濁った状態になってしまう恐れがあります。
こうなってしまうとプロに施工してもらうか、フロントガラスの交換など高額な費用が発生してしまいます。
\ フロントガラスに使うなら専用品を/
ワイパーをかけると白くなり見えない
汚れの次にフロントガラスが白くなる原因となるのがワイパーです。
単純にワイパーの劣化が原因ということもありますが、新車であってもフロントガラスが白くモヤになることもあるので、白くなり見えなくなる原因別に説明していきます。
ワイパーゴムの汚れや劣化
さきほどの油膜と同様にワイパー側に汚れが付着していて、作動時にその汚れが塗り伸ばされることでフロントガラスが白くなっていることがあります。
対策としてはワイパーゴムの清掃やワイパーゴム/ワイパーブレードの交換が必要になります。
ワイパーゴムは半年〜1年、ワイパーブレードは1〜2年が交換目安です。
点検時や車検時に交換していない場合はDIYでも簡単なのでやっておきましょう。
ワイパーの材質とコーティングの相性
汚れや劣化のない新しい車でも白いモヤが出る場合、また油膜の除去などをしても白くなって見えない場合は撥水コーティングが原因となる場合があります。
撥水コーティングで弾かれた水滴をちゃんと機能しているワイパーで擦った場合、限りなく小さな水滴となってから蒸発するため、一瞬白いモヤのようになることがあります。
フロントガラスのコーティングには撥水と親水があり、親水タイプのコーティングの方が白くなりにくいと言われています。
コーティング剤を塗る前にフロントガラスを綺麗に
フロントガラスにコーティングをする場合、通常の洗車だけでなく油膜や水アカも落としておきましょう。
せっかくコーティングをしてもフロントガラスに油膜や水アカが付着していると、塗りムラや水アカによる凹凸などが原因となって白いモヤが出る原因にもつながります。
本記事で繰り返しお伝えしましたが、フロントガラスのメンテナンスには信頼できる専用品を使いましょう!